新コロ・軽症者はお家でゴロゴロ、自然治癒で?

新型コロナウイルス肺炎の基本対策方針が発表になりましたね。

 

ちょっと遅いかな?とも思いましたが、一応発表になってよかったです。

私が関係する研究集会関係も、無事、中止が決定しました。

おそらく、3月の学会はどこも中止が基本線でしょうね。

 

政府・厚労省から発表になった新コロ対策基本方針。

 

重症患者の治療を優先して、軽症患者は自宅療養で、とざっくり理解しています。

 

感染症対策専門家の一人、坂本史衣先生のツイッターに面白いことが書いてありました。

新コロのPCR検査の有用性について。

 

(細かくはツイート見ればわかるので要するに)

軽症者や無症状者に対する検査は、やってもあまり意味がない、というのも、新コロ肺炎の明確な治療法はなく、PCR検査で陽性判定が出ても、軽症者は自然治癒力に頼るしかないから(治療対象にならない)!

 

ということのようです!

 

ただ、現在は医師が必要と判断してもPCR検査に回せないこともある?ようなので、検査のキャパシティをあげることは大事と思いますが、陽性が出ても軽症だと特に治療しませんよ!ってことを説明しないとダメですよね。

 

もちろん、重症化する危険がありそうな人に対しては検査して、おいたほうが良いに越したことはありませんよね。

 

一番避けないといけない状況は、医療崩壊を防ぐこと、なのではないかと。

軽症者に対してまで病床を使ってしまうと、重傷者や新コロ以外の患者への医療ができなくなる可能性がある、だから最低限必要な患者(この場合は重症化の危険がある持病持ちのかたや高齢者が中心?)に対して優先して検査をして、可能性が高い治療薬を使う、みたいな方向性であっているように思います。

 

テレビのニュースなどでは、他の国と比べて日本は検査が少ない!という論調が多いですが、検査した後の対応も含めたコメントが少ないように思いますし、政府や厚労省・専門家はこの部分(医療崩壊を防ぐこと?)をもっとアピールしないといけないのではないか?と思います。

 

結局のところ、「あ、なんか体調悪いな、心配だ!」と思ったらまず自宅療養しましょうってことですよね。

 

それまでは、これまで通り、

 

手洗い、うがい、顔触らない、人混み避ける、怪しい人に近づかない

 

ことを意識して過ごすだけですね。

 

ところで、怪しい人を見つけるのに、スマホにサーモカメラついてたらいいのにな、と思って調べて見ると、スマホをサーモカメラみたいに使える外付けの機械があるみたいで、ちょっと欲しいかも。

むしろ、人が集まるところには配備して、欲しいかも。